
「夏の天体観測会」が8月1日、箕輪町郷土博物館(箕輪町松島)の前庭で開催される。
星空解説の講師には、伊那の天体観察企画「すばる」代表の野口輝雄さんを迎える。会場は箕輪町郷土博物館前庭の人工芝エリアと塗装されたエリア。月面や星雲、星団等をスクリーンに映写し、寝転んでペルセウス座流星群の観察を行う。
野口さんは伊那市議会議員を務める傍ら、天文ガイドとして活動を行うアマチュア天文家。2023年8月30日には「西村彗星(すいせい)C/2023P1」の撮影に、翌年10月1日には「紫金山(しきんざん)・アトラス彗星彗」の撮影に、それぞれ成功した。
箕輪町教育委員会郷土博物館学芸員の井澤はずきさんは「野口先生の解説がとても面白く、多くの学びが得られることもあって約20年続く人気のイベント。過去には100人以上が来場したこともある」と話す。「ござ、レジャーシート、長座布団、虫よけスプレーなどを各自持参いただけると、快適に観察できる。夜間の講座のため中学生以下の参加は必ず保護者同伴を」とも。
開催時間は19時30分~20時30分。参加無料。雨天中止。中止の場合は18時ごろ、「みのわメイト」で知らせる。