
伊那の日本茶専門店「お茶屋いちえ」(伊那市野底)が3月29日・30日、移転3周年イベントを行う。
生地とクリームに高遠棒ほうじ茶を混ぜ込んだ唐木屋の「棒ほうじ茶ドーナツ」
急須用茶葉やティーバッグ、ラテやジェラートを販売する同店。2017(平成29)年に伊那市内のシェアキッチンで開業後、2018(平成30)年に常設店をオープン、2022年3月に現在の場所に移転した。
店主の井口裕太さんは「多くの方に支えられ3周年を迎えることができた。感謝の気持ちを込めてイベントを企画した。たくさんの方に楽しんでもらいたい」と話す。
イベントでは上伊那に店を構える和洋菓子店とのコラボスイーツを企画。2日間限定メニューは、焼き菓子店「唐木屋」の「棒ほうじ茶ドーナツ」(430円)、和菓子店「老舗亀まん」の「棒ほうじ茶蒸どらバーガー」(400円)、和菓子店「菓子庵石川」の「FUJI抹茶ダックワーズ」(195円)・「日本茶ぷっちぃFUJI抹茶・高遠棒ほうじ茶」(各216円)、洋菓子店「kuus(クース)の「濃厚ほうじ茶ロールケーキ」(2,500円)・「FUJI抹茶ショコラ」(1,500円)の他、中南信エリアを中心にクレープの移動販売を行う「ametake_crepe(あめたけクレープ)」から1日目はFUJI抹茶、2日目は高遠棒ほうじ茶を使った「日本茶わらび餅クレープ」(各750円)を、それぞれ数量限定で販売する。
3,000円以上の購入客には、景品が当たる「くじ引き」に参加できる。各日先着200枚用意。公募したオリジナルドリンクメニューから選ばれた2種類のドリンクも販売する。
井口さんは「日頃からお世話になっている地域の店ともコラボレーションすることで、互いの店を盛り上げていけたら。3年前から伊那でお茶の栽培にも挑戦している。いつか『信州抹茶』を作り、伊那市の名産を作れたら。今後も地元をお茶で盛り上げていけるよう、お茶の楽しみ方なども発信したい」と意気込みを見せる。
営業時間は10時~17時。イベントは15時まで。