辰野町役場に3月5日、辰(たつ)年にちなんだデザインの缶バッジを購入できるガチャが設置された。
缶バッジは辰年にちなんだ全5種類のデザインとシークレットがあり、カプセルトイにいずれかが入っている。1回100円で、収益金は全額能登半島地震の被災地に寄付する。
今年の干支(えと)である「辰」の字を含む全国唯一の自治体が辰野町。辰年にちなんで町を盛り上げようと、昨年に「辰年プロジェクト」が立ち上がり、同町の職員3人がホタルのゆるキャラのデザインや、町のシルエットを辰の顔に見立てた5種類のロゴマークを制作。ロゴマークの缶バッジを製作したところ好評の声があり、より多くの人に届けるため、カプセルトイに入れてガチャで販売を始めた。
ガチャでの販売を発案した総務課の矢ヶ崎悦子さんは「辰年なので、縁起物として缶バッジを着けていただきたい。被災地支援になるので、辰野町から元気を届けられれば」と話す。
ガチャは辰野町役場1階事務室入り口と町民会館1階に設置。辰野町役場の開庁時間に購入できる。