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南箕輪村・大芝の湯に合格祈願の黄色いだるま 受験生の応援にと企画

商品を企画した日野美香さん

商品を企画した日野美香さん

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 サンドアートで描かれた合格祈願の黄色いだるまが、1月7日から大芝高原の日帰り温泉施設「大芝の湯」(南箕輪村)で販売されている。

丸い空き瓶にサンドアートを入れ描いただるま

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 企画したのは「大芝の湯」スタッフの日野美香さん。大芝高原で販売する「おもてなしプリン」の空き瓶に、色砂を入れ模様を描く「カラーサンドアート」でだるまを作ることを思い付き、サンドアート作家の知人の協力を得て商品を企画した。「空き瓶の丸い形がだるまにぴったりだと思い、年末年始に紅白のだるまを販売し、好評だった。自身が高校受験の時に黄色いだるまをもらった思い出があり、受験の応援になればと今回、合格祈願の黄色いだるまを用意した」と話す。

 日野さんがプリンの空き瓶の活用を始めたのは、昨年秋に大芝高原で開催されたイベントで空き瓶を使った体験コーナーを任され、空き瓶にドライフラワーと香りのジェルを入れた「香りジェルボトル」や「ハロウィンランタン」の体験を企画したことがきっかけだったという。その後、大芝高原の敷地内で管理しているポトスなどを使った「ハイドロカルチャープランツボトル」(540円~)や、小さなコケのテラリウム「モスプランツボトル」(430円~)の販売を始めるなど、空き瓶を再利用した商品開発に取り組んできた。

 黄色いだるまの発売初日には「子どもの応援に」と入浴利用のついでにだるまを買い求める客の姿が見られたという。日野さんは「だるまは縁起物なので、家族や知り合いに贈る人も多い。瓶の丸みを生かし、だるまの表情もかわいらしさを意識している。手作りなので表情も一つ一つ違う。勉強に疲れた時や休憩の合間にだるまを見てほっこりしてもらえたら」とも。

 価格は1,980円。販売は2月末までを予定する。

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