花火大会「冬のほたる2024」が12月7日、荒神山スポーツ公園(辰野町樋口)で開催される。主催は辰野町観光協会。
ホタルの観光名所として夏の「ほたるまつり」には約10万人が訪れる同町。冬の新たな魅力づくりとして2009(平成21)年に始まり、町内外から人を呼び込むイベントとして継続し、今年で17回目を迎える。協賛金で運営しており、今年は町内外から約60社の協賛が集まった。
澄み切った冬の夜空に打ち上げられる約70発の「ファイナル花火」が最大の見どころ。迫力ある5号玉やスターマインが夜空を鮮やかに彩る。天候次第では公園内にある「たつの海」に花火が反射し、水面に映る幻想的な光景を楽しめる。
会場では、辰野町にゆかりのある9店舗が、肉まん、おしるこ、コーンスープなど寒さを和らげる温かいメニューを販売する。地元の子どもたちによる和太鼓やチアダンスのステージライブも披露する。
観光協会事務局の丸山達也さんは「冬は空気が澄んでいるため、花火がきれいに見える。公園内の野球場から打ち上げるため、近くで迫力のある花火を楽しんでほしい」と呼びかける。
開催時間は17時~19時30分。ファイナル花火は18時打ち上げ開始。入場無料。