「第3回たのめいち」が10月6日、小野駅前(辰野町小野)で開催される。
「たのめいち」は2022年のコロナ禍でイベントや祭りが中止になる中、地域の人や子どもたちに喜んでもらえるような企画ができないかと、隣り合う辰野町小野と塩尻市北小野の両小野地区が合同で始めた。1回目が盛況で好評だったため、継続しているという。
たのめいち実行委員長で「しばた養鶏」社長の柴田勝さんは「今まで行政区が異なると情報の共有が難しかったが、たのめいちが一つのきっかけとなり、地域の壁を越えた交流が生まれてきている」と話す。
当日は、飲食や農産物販売など17店が出店。小野酒造店の日本酒「夜明け前」、たのめ企画のビール「ナイアガラホップ」販売のほか、特設ステージでは和太鼓演奏を行う。辰野町の「矢彦神社」と隣り合う塩尻市の「小野神社」の例大祭も同日開催し、山車が駅前ロータリーに集まる。
柴田さんは「地域の生産者が年に一度集まる。飲食スペースもあるので、来場者に地酒やおいしい物を味わい楽しんでもらいたい」と話す。
開催時間は10時~15時。入場無料。