森で過ごすきっかけをつくるイベント「森とひと」が、箕輪町のながた自然公園キャンプ場(箕輪町中箕輪)で9月28日に開催される。
今年の音楽ライブのトップバッター「みのわ太鼓」昨年の演奏の様子
同町の元地域おこし協力隊員の太田清美さんが実行委員長を務める。太田さんは「箕輪町は町の面積の6割以上が森林で自然豊かな町。昔に比べて森とそこに暮らす人との距離が遠くなっていると感じたことから、森で過ごすことの心地よさを再発見してほしいと思い、昨年初めて企画した」と話す。イベントのテーマは「大切なものを見つけに、森へ行こう」。子どもも大人も森を楽しみ、森から学び、森との関わりを広げることを目指す。昨年は400人以上が参加したという。
飲食などの17店舗が出店する「森のマルシェ」、森のガイドツアーやさまざまな制作体験を用意する「森の体験コーナー」、みのわ太鼓をはじめとした9団体が出演する「森のステージライブ」を展開する。
太田さんは「今年はオープンと同時にライブから始まる。森の中で音楽を楽しみながら自分の居心地の良い場所を見つけてほしい。森を意識することで存在そのものへのありがたさを感じ、楽しんでもらえたら」と参加を呼びかける。
開催時間は10時~19時。入場無料。