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辰野町にお菜洗い場 冬は野菜も温泉に

温泉の湯で漬物用の野沢菜を洗う利用者ら

温泉の湯で漬物用の野沢菜を洗う利用者ら

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 温泉で野菜を洗える「お菜洗い場」が現在、荒神山スポーツ公園の温泉スタンド付近で無料開放されている。

お菜洗い場の看板

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 同園は人工池「たつの海」を中心に、ナイター施設を完備したテニスコート、野球場、ほたるドーム(室内運動場)、陸上競技場、マレットゴルフ場、体育館、武道館、美術館、昆虫館など複数の施設から成る。隣接する荒神山温泉たつのパークホテルと湯にいくセンターでは日帰り入浴も可能で、町民の拠点になっている。

 「お菜洗い場」は30年ほど前から毎年冬の時期に開設。昔から長野県では野菜を温泉で洗う文化があり、漬物用の大根や野沢菜を洗う利用者が多い。同園を管理するパークセンターふれあいの古田悟さんは「温泉だと温かいので野菜を洗う時に手が冷たくならない。野菜がしなることで、漬物の塩分が通りやすいと聞いたこともある。高齢者の利用者が大半で、土曜・日曜は利用者が多い」と話す。

 夜間は22時ごろ消灯。開放は12月24日まで。

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