ハンドメードマーケットプレイス「Creema(クリーマ)」を展開するクリーマ(東京都渋谷区)が11月18日・19日、辰野町で「Creema Craft Caravan」を開催した。
伊那バスの旧洗車場をスタジオにした「&ガレージ」でもマーケットを開催
辰野町でトビチ商店街を中心としたまちづくりや関係人口創出に取り組む一般社団法人「〇と編集社」が協力し、移住促進や空き家の活用を目的に企画・運営した。
当日は47店が出店。地元作家とクリーマに登録する作家が、飲食や木工製品、アクセサリーなどのハンドメード作品を空き家や空き店舗で販売した。両日、町の既存店でスタンプを3つ集めるとタンブラーがもらえるスタンプラリーも行った。
開催に当たり、「〇と編集社」がサポーターを募り、地元住民や移住者などが、空き家の片付け、エコバッグの製作、当日の交通整理などを手伝った。サポーターは、地元作家グループ「のらにんじん」が作ったおそろいのズボンを身に着けた。
開催翌日の1月20日には「まちあるき」を開催。クリーマに登録する作家14人が参加。空き家を巡ったほか、辰野町に工房を構える作家に会いに行った。
「〇と編集社」理事の山下実紗さんは「サポーターを募ったことで、地域との新たな接点ができた人もいた。今回のイベントを通じて、辰野町やトビチ商店街に関心を持ってくれる人がさらに増えてきたと感じる。全国から来てくれた人が辰野町のことを伝えてくれたらうれしい」と話す。