「第35回みのわ祭り」が7月27日、箕輪町（松島仲町周辺）で開催される。主催は、町内の有志で構成されたみのわ祭り実行委員会。

参加を呼びかける実行委員長の栗原勇雄さん

　今年は熱中症対策として、例年より2時間遅らせ15時から開始する。会場周辺は交通規制をかけ、メインストリートを「子どもみこし」「大人みこし」が練り歩く。町民踊りの「箕輪ワクワクソング」「箕輪天竜音頭」には13団体が参加。メインステージには「みのわ太鼓」をはじめ、ダンスやバンド演奏など14団体が出演する。

　子どもが対象の「ミニF1カート体験」や町商工会による「宝投げ」コーナーのほか、チョークアートパネルを自由に書いてもらうスペースも設ける。パネルは3台設置する。子どもパークでは高所作業車への試乗体験を用意する。20時から開催される納涼花火大会は2会場に分け、番場原公園第2グラウンドでは打ち上げ花火を、みのわ天竜公園では手筒花火を、それぞれ披露する。

　「今回は『みんなのお祭り』をテーマに掲げ、学園祭のように皆が気軽に参加できる祭りを目指した。元気な町は元気な祭りを行っている。祭りで非日常を感じてもらいたい」と実行委員長の栗原勇雄さん。「実行委員のメンバーで祭りの会場となる場所の水路の掃除をしたり、生い茂る木を整備したりして機運を高めてきた。町外の人にも祭りをきっかけに箕輪町のことを知ってもらえたら。たくさんの交流が生まれ豊かな町になってもらいたい」とも。

　開催時間は15時～21時。小雨決行。荒天の場合は7月28日に延期。