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伊那で「空き箱アート展」 組み合わせた空き箱をキャンバスに作品描く

個展を開催する山口麻衣子さん

個展を開催する山口麻衣子さん

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 空き箱をキャンバスに使った作品を手がける山口麻衣子さんの個展「空き箱アート展」が7月18日から伊那市図書館(伊那市荒井)で開催される。

アクリル絵の具を使い描いた作品

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 「子どもの頃から絵を描くことが好きだった」という山口さんは、出産を期にSNSで育児漫画を投稿。美容師の仕事をしながらイラストレーターとしても活動の幅を広げてきた。「子どもの成長もあり、このまま育児漫画の発信を続けていくべきか悩んでいた時期があった。個人としてもっと何か作品も描きたいともんもんとしていた時に、伊那市立図書館で書道の個展を開いている先生との出会いがきっかけとなり、目標ができた」と話す。

 家にあった空き箱に目が留まり、費用も抑えて好きな絵が気兼ねなく描けると思い、キャンバスに使い始めた。「空き箱アートを発信したことがきっかけで、空き箱を持ってきてくれる人がいたり、旧友と再会したり、エコイベントに声をかけてもらえたりと出会いも生まれた」と振り返る。

 個展では、動物を描いた作品以外にも果物や目玉焼きなどの空き箱アート約40点を展示。山口さんが描く絵本作品のキャラクター「おにぎりパンダ」の作品も展示する。

 開催時間は10時~19時。月曜休館。入場無料。今月28日まで。在廊などの情報はSNSで発信する。

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