上伊那エリアの森に関わる事業体が出店する「森の青空市」が7月13日、箕輪町文化センターの広場(箕輪町中箕輪)で初めて開催される。主催は上伊那地域材利活用促進協議会。
木工品キットの販売や子ども向けのワークショップブースなど15団体が出展する
「地域の木に触れるきっかけをつくりたい」と企画したイベント。地元産のアカマツやカラマツなどの木材を活用した木工品や家具、板やまきの販売、子どもも体験できる木のおもちゃ作りや木工のワークショップ、ピザ焼き体験など、15団体がさまざまなブースを用意。アカマツの炭を使ったドリンクやお菓子の販売、キッチンカーの出店もある。
担当者の唐木信彦さんは「地元で育った地域材、特にカラマツはほぼ県外に出荷されているのが現状。地域の木を地元の人に知ってもらえる機会もまだ少ない。今回は上伊那地域で木工、森林整備、建築などに携わる団体が出展しているので、森や山、木材の情報を知ることができる。ペレットサウナやペレットストーブ、まきなどに興味を持つ人が生活に取り入れるきっかけにもなれば」と話す。
当日は森林整備の窓口も設置。「山を受け継いだが場所が分からなくなった」「山を所有しているが、どう手入れをしていいか分からない」などの相談に対応する。
開催時間は10時~16時。入場無料。雨天決行。