「atelier(アトリエ)みつまり」の名で活動する裂き織り作家・上田真悠子さんの個展「POOOP!(ポップ)」が3月11日から、カフェとギャラリーを備えた交流拠点「文化公園 目地(めじ)」(辰野町辰野)で開催される。
上田さんは2021年、伊那市に移住。古民家の一室にアトリエを構え、帽子や装身具、アート作品を制作する。「亡くなった母が趣味で裂き織りをやっていた。残った材料を見て『自分もやってみよう』と思い独学で制作を始め、出産を機に子ども用の帽子を作ったのがきっかけになった」と上田さん。移住後、地域の人との交流や情報収集ができる場所の重要性を感じ、多くの人との交流が生まれている『文化公園 目地』に引かれ、今回の個展開催に至ったという。
同展は店内に併設された、自家製ドーナツを提供する「キツツキドーナツ」に合わせ、ドーナツ型の作品が見どころだという。13日・14日はワークショップも開催。両日11時と14時からの2回、裂き布を用いた指編みのバンドキーホルダーやかぎ針編みのドーナツキーホルダーを制作することができる。
同施設の運営に関わる高木しず花さんは「展示期間中は普段と雰囲気が変わり、いろいろなお客さまに来てもらえるのでとても楽しい。ぜひ気軽に立ち寄って展示を見てほしい」と呼びかける。
上田さんは「この場所でドーナツを食べながら話していく中で、展示のアイデアが膨らんでいった。ドーナツのかわいらしさと春の芽吹きの暖かいイメージがつながるような、ポップな展示空間にしたい。裂き織り・裂き編みは時間のかかる作業で難しさも感じるが、裂き布のほつれが生む風合いが魅力。これからもオリジナリティーを突き詰めて、幅広く制作していきたい」と意気込む。
開催時間は10時~18時(最終日16時まで)。入場無料。3月16日まで。ワークショップは要予約(参加費は2,200円)。持ち物は、裁ちばさみ、とじ針(貸し出し可能)。