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伊那で親子対象ペットボトルコンポストのワークショップ 分解過程の観察も

工作を施したペットボトルコンポスト(暮らしの循環実験室)

工作を施したペットボトルコンポスト(暮らしの循環実験室)

 親子を対象にした、ペットボトルコンポスト作りのワークショップが3月21日、産官学連携支援拠点「inadani SEES(イナダニ・シーズ)」(伊那市西箕輪)で開催される。

親子向けのペットボトルコンポストワークショップを企画する、伊那市地域おこし協力隊員の林耀子さんト(暮らしの循環実験室)

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 主催は「暮らしの循環実験室」を運営する伊那市地域おこし協力隊員の林耀子さん。「脱炭素」をミッションとして活動する中で、これまでも上伊那の環境関連施設をバスで見学するツアーやコンポストのワークショップを企画してきた。林さんは「今までは大人を対象にすることが多かったので、今回は親子でコンポストの仕組みを学んだり楽しんだりする機会を提供したいと考えた」と話す。

 通常のコンポストは分解の様子を見ることができないが、ペットボトルを使ったコンポストは透明なので分解の過程を観察できるのが特徴。小学校の自由研究などで取り組む児童もいるという。今回のワークショップではゲスト講師に、造形教室「つくるこつくりて」の加藤協子さんと三上麻里さんを招き、ペットボトルコンポストに工作も施す。「観察するのが楽しくなるよう、加藤さんと三上さんにも講師を依頼した。はさみなどが使える年齢であれば、園児から小学生まで親子で楽しむことができる」と林さん。

 当日は、林さんがコンポストの仕組みをイラストと実物のサンプルを見せながら説明し、その後に加藤さん・三上さんの指導でペットボトルに工作を施す。工作が完成してから各自持参する生ごみと会場で用意する土を入れてコンポストを作っていくという。「持参してもらう野菜や果物の皮は、細かくカットした方が土と触れる面積が増え分解が早いのでお薦め。動物性の生ごみは虫が出やすいため、今回は野菜や果物の皮からチャレンジしてみてほしい」と林さん。

 持ち物は1リットル以上の炭酸飲料が入っていた空のペットボトル、ペットボトル1本につき、野菜や果物の皮20グラム、はさみ、カッター。林さんは「事前に実験したところ、炭酸入りのペットボトルは凹凸がないため、白いカビや分解の過程がよく見えた。分解は1カ月ほどで終わり、分解が完了した土は堆肥になっているので、各家庭で野菜作りなどに使って楽しんでほしい。分解の様子を見るのも楽しいが、工作を施すことで持ち帰った後も眺めるのが楽しみになってもらえたらうれしい」と話す。

 開催時間は10時~12時(受付は9時45分~)。参加費1人200円。定員は10組程度。

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