高遠石工の歴史や魅力を周知する「高遠石工・石仏検定」が2月28日、「高遠町総合福祉センターやますそ」(高遠町西高遠)で開催される。主催は伊那市観光協会。
江戸時代、高遠藩領内出身の石工は「高遠石工」と呼ばれ、その優れた技術で全国各地に多くの石造物を残してきたことから、伊那市内には現在も多くの石像物が残る。伊那市観光協会の丸山舞さんは「市では高遠石工を巡るウオーキングなども企画しており、昨年のもみじ祭りの期間中には200人以上が石工巡りを楽しんでくれた。石工の魅力・歴史文化をもっと知った上で見てもらえると楽しさが増すと考え、今回初めて一般向けのご当地検定として企画した」と話す。
伊那市高遠観光所・高遠町総合支所、高遠町歴史博物館で販売する、高遠石工研究センターが監修した「高遠石工の石仏巡礼ガイド 伊那・高遠編」(1冊100円)から出題する。「石工の基本的な情報が入っていて、初めの一歩としてとても分かりやすくまとめられている。読んでいただくだけでも石工の基本的なことが網羅でき、石仏巡りも楽しんでいただける内容」と丸山さん。
試験は60分。出題内容は「高遠石工巡礼ガイド 伊那・高遠編」より3択問題20問(各3点)、文章選択問題10問(各3点)と作文「私の好きな石仏」(もれなく10点)で計100点。取得した得点によって、後日、「地蔵レベル」(50点~69点)、「観音レベル」(70点~89点)、「如来レベル」(90点~100点)の認定証いずれかと、受験全員に記念品を進呈する。
丸山さんは「作文『私の好きな石仏』は、石仏への個人的な思いや思い出を自由に書いてもらえる問題。文字数などの制限は設けていない。受験資格も設けていないので、ぜひ皆さんにチャレンジしてもらえれば」と参加を呼びかける。
試験時間は13時~14時(入場12時30分~50分)。試験は書けた人から退出可能。参加人数は先着50人。申し込みは1月26日まで。