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飯島町でハンターデビュー講座 免許取得の流れや先輩の体験談、解体実習も

森林づくり推進課・鳥獣対策係の浦野陽平さん(長野県ハンターデビュー講座)

森林づくり推進課・鳥獣対策係の浦野陽平さん(長野県ハンターデビュー講座)

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 狩猟免許取得に興味を持つ人を対象とした「長野県 ハンターデビュー講座 入門コース」が2月22日、飯島町文化会館(飯島町飯島)で開催される。主催は長野県。

午前中に開催される講習会の様子(長野県ハンターデビュー講座)

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 県では2014(平成26)年から狩猟技術の育成事業として狩猟免許所持者に向け研修を行っており、2023年に「ハンターデビュー講座」と名称を変更。昨年からは、狩猟に興味を持っているが始め方が分からない人などを対象とした現在の形で開催する。

 研修の企画担当で、狩猟者に対しての研修業務や狩猟関係のコンサルティング・鳥獣捕獲・獣害対策を行う「野生鳥獣対策連携センター」の森口弥沙さんは「昨年のようにクマが騒がれる前からジビエへの興味の高まりがあり、自ら免許を取得し野生動物を捕獲するという個人も出てきた。それまでは自分の畑などが野生動物に荒らされる対策として免許を取得する人が多かったので、ここ5、6年くらいで資格取得のニーズが広がってきたと感じる」と話す。

 県の森林づくり推進課・鳥獣対策係の浦野陽平さんは「県内では取得者の高齢化により免許保持者の総数は減っているのが現状で、主に70代の現役世代が徐々に引退していく。若い世代が取得する動きがあるものの、別に仕事を持ち働きながらの人も多いので、毎日山に入れる人が減っている。野生動物を捕まえる狩猟者の役割も認識される中、昨年開催した講座には20~60代の幅広い世代に参加いただいた。野生鳥獣の被害への対策として興味を持った人、アウトドアとして狩猟に興味を持つ人、ジビエに興味を持つ人などさまざま。退職して時間に余裕がある人の申し込みもあり、『鳥獣被害に対する社会貢献の一環として自分が役に立てるか』などの問い合わせもあった」と話す。

 9時からの「講習会」では狩猟の始め方や狩猟スタイル、長野県猟友会の紹介、先輩狩猟者との座談会を企画し、狩猟免許取得の流れから実際に先輩狩猟者から話を聞く時間を設ける。13時30分からの「実習」では実際に捕獲されたニホンジカの解体実習を行う。

 浦野さんは「県としては免許取得者の育成はもちろん、興味を持ってもらう人を増やしたいと考えている。興味がある人はぜひ申し込んでもらえれば」と呼びかける。同じ内容で2月21日には長野県庁でも開講する。

 開催時間は9時~15時30分。定員は70人(実習は20人のみ)。参加無料。申し込み締め切りは1月30日。定員を超えた場合は、県内在住者を優先して抽選。

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