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信州みのわ竹細工の会、今期の創作活動開始 ビニールハウス工房に笑顔戻る

竹の茎を細かく割って竹ひごを作る北澤公仁さん

竹の茎を細かく割って竹ひごを作る北澤公仁さん

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 箕輪町で竹細工の加工を行う「信州みのわ竹細工の会」が1月5日、今期の創作活動を始めた。

竹の皮をそぎ、竹を割る作業に取り掛かる大宮稔さん

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 会の発起人の北澤公仁さんが10年以上前に自宅にあった竹細工の農道具を解体し、作り方を覚えたことがきっかけ。農閑期の1月から3月末までビニールハウスを工房にし、ざるやコーヒードリッパー、かごなどの竹細工を作る。会のメンバーは北澤さんのほか、地域の林清衛さん、上田安男さん、大宮稔さん。仕事始めのこの日、ビニールハウス工房での再会を喜び合った。

 箕輪町文化センターが企画する公民館講座「伝統技能を体験しよう『竹細工』を楽しむ」の講師を3年にわたって担当し、講座参加者から女性3人が新たにメンバーに加わり計7人となったことで、会はさらににぎわいを見せる。

 12月15日には箕輪町内の山林でスズタケを採取した。昨年の同時期にはトラック2台分のスズタケを採取したが、今年は収量が大幅に減った。理由は120年に1度といわれるスズ竹の開花にあるとされる。スズタケは高さ1~2メートルで、九州から北海道の一部にかけて主に太平洋側に分布する。近年、全国各地で開花しており、長野県の上伊那地域や木曽谷、諏訪、松本エリアでも今年、開花が見られた。スズタケは開花が終わると実を付け、夏ごろには全て枯れる。種から育ち、再び群生するには数十年かかるという。

 北澤さんは「非常に長いスズタケの命のサイクルに直面していることが分かってきた。町内にはまだ花が咲いていないエリアもあり、その土地の持ち主が、『竹細工用にスズタケを取りに来てもいい』と好意で言ってくれた。足りなくなったらありがたく取りに行かせてもらう」と対策を話す。

 昨年はイベントにも出店し、多くの人に竹細工を手に取ってもらったという。北澤さんは「趣味ではなく、仕事として作るのはプレッシャーもあり、良いものを作らねばという緊張感も加わる。今年は自分たちが作りたい作品を自由に作っていけたら」と抱負を語る。

 工房での活動は3月末までの平日9時~夕暮れ。見学や体験も受け付ける。

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