上伊那の環境関連施設をバスで見学する「暮らしの裏側のぞき見ツアー」が1月15日と30日に開催される。
企画したのは伊那市地域おこし協力隊員の林耀子さん。「私たちは普段生活をする中で出てしまうごみを一方的に捨てるだけのものになってしまっていると感じる。循環を考えるきっかけになったり、身近な資源の使い方を考えてもらったりする機会を持ちたいと考え、ツアーを企画した」と話す。
昨年7月に「ごみ処理ツアー」を企画した際、参加者からは資源プラスチックの分別などの質問が多く寄せられたという。ごみ出しの「もやもや」が直接施設の人に聞けて納得している人も多かったことから、今回は15日の「エネルギー編」と30日の「ごみ編」に分け、暮らしの中で使うエネルギーについて学ぶ機会とごみ処理について学ぶ機会を設けた。
エネルギー編では、西天竜発電所、伊那中央衛生センター、上伊那森林組合ペレット工場を巡り、自分たちの暮らしを支えている「水」と「電気」「燃料」について学ぶ。ごみ編では、クリーンセンター八乙女、Grean、上伊那クリーンセンターを巡り、ごみ処理について学ぶ。林さんは「伊那市はこの地域の間伐材をペレットにし、小学校や公共施設のペレットストーブに活用するなど、地域資源とも密接につながっている。見学を通して資源を大切にする意識を持ってもらえたら」と話す。
林さんは「環境問題や気候変動に関心はあるけど具体的にどうしたらいいのか分からないという人にも、暮らしの中で何かできることはないかと考えるきっかけになれば。ツアーを通して参加者同士のつながりも深めてもらえたらうれしい。昼食はごみが出ない『ゴミゼロランチ』を考えているので、自分たちで使う皿やカトラリーを持参してほしい」と呼びかける。
開催時間は、エネルギー編=8時30分~15時30分、ごみ編=8時15分~15時30分。定員は各回15人。参加費は昼食代1,500円。集合場所は産官学連携支援拠点「inadani SEES(イナダニ・シーズ)」(伊那市西箕輪)。