地元食材を使ったスパイスカレー作りの体験イベントが12月27日、「気の里ヘルスセンター」(伊那市長谷非持)で開かれる。
主催は伊那市長谷で活動する「長谷さんさん農園」。同園は有機栽培に取り組むコミュニティー農園と市民農園を運営する団体。カレーライスの原料を自然栽培で育て、子ども食堂などに提供する団体「レシピの農場」とのコラボ企画として、今回イベントを立ち上げたという。
当日作るスパイスカレーは、辛さを抑え、スパイスの香りを楽しめるレシピで、子どもでも食べやすいのが特徴。同園の春日友理枝さんは「農園で収穫された米や野菜と、『レシピの農場』が育てたカレーの原料を使い、参加者と一緒にスパイスカレーを調理する。生産から調理までを体験し、食材が育つ過程や食の背景を学ぶことを目的に企画した。今回はスパイスカレーだが、さまざまな切り口から畑と食を身近に感じてもらえる企画を、今後も用意していきたい」と話す。
開催時間は10時~14時。定員は15人程度。参加費は、大人=500円、小学生以上=300円。