クラフトイベント「イチゴイチエ」が辰野町の複合施設「ときめきの街」(辰野町中央)で12月6日に開催される。
主催するのは同施設でイベント主催する「at(アット)」代表の赤羽早紀さんと、長野県の魅力を発信するアカウント「伊那谷BASE」運営のインフルエンサー田中真吾さん。上伊那地域を中心に南信地方のクラフト作家や店舗が作品を販売するほか、ワークショップを行う。
今回は、アットがこれまで手がけてきたマルシェを「パワーアップし」(赤羽さん)し、出展作家、店舗数を2倍の50店舗に増やして企画。販売する品はアクセサリーやキャンドル、フラワーアレンジメント、流木雑貨、生花や農産物など多岐にわたる。赤羽さんは「クラフト作家としてこだわりを持ち、実績やブランド力がある、『お薦めしたい店』がたくさん集まった」と話す。甘酒、五平餅、焼き芋、おにぎり、おやき、プリン、ケーキなど飲食店も出店。クラフトと飲食を同じ会場で楽しむことができる。
出店店舗のうち3店舗を利用するとくじ引き大会に参加できる催しも企画。景品は作家らの作品など多様にそろえた。担当する田中さんは「景品もたくさん集まり、当選確率も高くなっているので多くの人に会場に来て良かったと満足していただけるはず」と自信を見せる。
午前中はパトカーや消防車に乗って撮影できるフォトコーナーも設けるほか、子どもたちにも主体性を持って「考える」「稼ぐ」「使う」を体験してもらおうと、接客やお金のやり取りなどを子どもに担ってもらうブースも7店舗用意。赤羽さん自身も「イベントの主催だけでなく、当日は出店も行うため、小学3年の息子には店でお客さま対応をしてもらう」と話す。
クラブ活動の運営費を獲得するため、南箕輪サッカークラブのメンバーが販売ブースを設けるとともに、当日のイベントも手伝う。田中さんは「現在全国でも、人手不足から部活動の地域意向が進行している。子どもの活躍する場を残したいと自分自身もクラブを応援している。スポンサーや寄付を募っているので頑張っている姿を見てほしい」と来場を呼びかける。
開催時間は10時~15時。入場無料。くじ引き大会は14時からを予定。駐車場はときめきの街の他、辰野町役場駐車場も利用可。