
伊那の手良地区で収穫された新米などを販売する「第1回 手良物産展 新米フェア2025」が11月3日、手良坂花壇跡地(伊那市手良沢岡)で開催される。
天竜川東側、標高730メートルほどに位置し、中央アルプス(駒ケ岳)や南アルプス(仙丈ケ岳)が一望できる同地区は人口2000人ほど。伊那市への移住・定住の促進を図る受け皿として強い意欲を示す地域を伊那市が指定する取り組み「田舎暮らしモデル地域」にも指定される地域。
物産展を企画する手良地区活性化促進会議企画委員長の北原純さんは「会場は、以前は地元の方が花畑にしてくれていた手良地区の玄関口のような場所。花壇の継続が難しくなったことから長野県の『地域発 元気づくり支援金』を活用し、この夏から広場として改修工事を進めてきた。そのお披露目も兼ねて今回、物産展を初めて企画した」と話す。
当日は、開始時刻の8時に合わせ、同地域内で募集してきた広場の新名称も発表する。手良産コシヒカリは限定100袋、1家族2袋まで5キロ3,500円で用意。ほか、リンゴ、ネギ、ユーカリなどを販売する。
北原さんは「手良地区は自然豊かで景色がきれい。ぜひ足を運んでもらい、物産展とともに山並みなどの眺めも楽しんでいただけたら」と話す。
開催時間は8時~10時。雨天決行