
伊那谷の紅葉が楽しめる名所をバスで巡る「伊那谷 紅葉満喫ツアー」が11月5日に開催される。主催は長野伊那谷観光局。
ツアーを企画する伊那谷観光局事務局長の佐々木尚央(ひさお)さん
伊那谷の紅葉の名所を巡るツアーを企画したのは今回が初。伊那谷観光局事務局長の佐々木尚央(ひさお)さんは「もみじ湖だけのツアーは今までも企画してきたが、伊那谷にはいくつも紅葉の名所があり、秋の味覚を楽しんでもらえる素材も豊富にある。今回は伊那谷という地域も楽しんでもらえるよう、紅葉だけではなく『食』や『体験』も入れたツアーを企画した」と話す。
ツアーは、駒ケ根高原エリアにある、国指定の名勝「光善寺」や「大沼湖」「駒ケ池」を現地ガイドの案内で約80分間散策。「信州米豚すきやき」の昼食を挟み、午後には「もみじ湖」として親しまれ約1万本の紅葉が楽しめる箕輪町の蓑輪ダムも現地ガイドの案内で散策。その後、伊那市内の農園でリンゴ狩りなどを楽しむ。
佐々木さんは「紅葉の散策では、どちらのエリアも地元のガイドツアーに案内を依頼している。紅葉のスポットだけではなく、『それぞれの地域の魅力も伝わるといいな』と考えている。中央アルプスを眺められる伊那谷は標高差もあるため、駒ケ池では紅葉と中央アルプスを一望できる。バスで移動できるので交通や駐車場の心配もない。地域の人はもちろん、地域外の人にも景色はもちろん伊那谷地域の雰囲気を楽しんでもらえれば」と話す。
参加費は1万2,500円(集合場所からの貸し切りバス交通費・昼食費・ガイド料・リンゴ狩り費用込み)。