
住民有志グループ「Go West(ゴーウエスト)かみふるた」(箕輪町上古田)が栽培する西洋朝顔「ヘブンリーブルー」が現在、見頃を迎えている。
上古田区内の畑で2006(平成18)年から同団体の前身に当たる「これからの農業林業を考えるEグループ」の「アサガオ栽培部」がヘブンリーブルーの栽培を行ってきたが、2023年、メンバーの高齢化で一度は活動中止を決めた。
現在13人で構成する「Go Westかみふるた」代表の城内睦さんは「私も含めて区民が毎年楽しみにしていたヘブンリーブルーの栽培活動が途絶えると聞き、どこまでできるか自信はなかったが、続けさせてほしいと当時代表を務めていた唐澤光範さんに打診し、栽培を継続することになった」と経緯を振り返る。
栽培に当たり、苦労しているのは草の管理だという。「1年目はどんどん伸びる草にメンバーの管理が追い付かず失敗してしまった。試行錯誤しながら2年目の今年、何とか美しく咲いてくれた。2メートルを超えるタワーも復活させたことで見応えもあり、9月20日に始まる『赤そばの里まつり』と併せて、朝一番に鑑賞に訪れてもらえれば」と呼びかける。
場所は上古田公民館北の町道を東に下ったエリアで、10月初旬ごろまで開花を楽しめる。同団体はこれからも美しい花を咲かせられるよう試行錯誤を続けていくという。