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箕輪町にカフェ「ヴィンクロ・エストゥディオ」 地域おこし協力隊員が開業

店主の高橋寛充さん

店主の高橋寛充さん

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 カフェ「VINCLO ETSTUDIO(ヴィンクロ・エストゥディオ)」(箕輪町下古田)が8月23日、箕輪町にオープンした。店主は同町地域おこし協力隊員の高橋寛充さん。

店内の様子

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 メニューは5種類から選べる自家焙煎(ばいせん)コーヒー(550円)、カフェラテ(600円)、カシスソーダ、ティー(以上400円)、ノンアルコールビール(500円)、ナポレオンケーキやリンゴパイなどの日替わりケーキ(400円~)、クッキー(250円)のほか、ピロシキやタパスなどの軽食も用意する。フードはウクライナ出身の妻・オクサナさんの手作り。今後は予約制でスラブ料理(ロシアやベラルーシ周辺で食べられている料理)の提供も検討しているという。

 2年前に購入した築70年の古民家を夫婦で少しずつ改修してきた。地域の人々がリラックスしたり、楽しんだりできる場所になるようにと、約50平方メートルの店内にテーブル4卓8席、テラス席に3卓6席を設ける。内装には自然素材を多く取り入れたという。店名の「VINCULO」はスペイン語で「リンクする・つなぐ」、「ESTUDIO」は「スタジオ」という意味があり、「訪れた人が新しい発見やつながりを得てもらえたら」という思いを込めた。スタジオにはグランドピアノを置き、ピアノが弾けるレンタルスペースとして貸し出す。

 3月からは、オープンに向けて本格的に床板張りや壁、天井などの改修に取り組んだ。5月には、地元中学生10人に職場体験として、一緒に古民家を支える梁(はり)の改修作業やコーヒーをいれる体験もしてもらった。「私たち夫婦がやりたいこと、あったらいいなと思うものをたくさん詰め込んだ。日常から離れ、豊かな時間を過ごしたいと思った時に来店いただければ」と高橋さん。素材の甘みを感じられる海外のドライフルーツやコーヒー豆、砂糖や穀物などの「量り売りコーナー」も設け、紙袋や容器の持参も呼びかける。

 営業時間は9時~17時。火曜・水曜定休。レンタルピアノの利用料は1時間1,200円で、予約はホームページで受け付ける。

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