
11代目桂文治さんらが出演する「伊那らくご会」が11月15日、坂下公会堂(伊那市坂下)で開催される。
主催は「いな縁為(えんため)本舗」。南箕輪村在住の浦山隆男さんと伊那市在住の田中章さんが「エンタメ要素を取り入れた面白いことを幅広く創造していくプロジェクトチーム」として同団体を立ち上げ、今回が初めての取り組みとなる。
浦山隆男さんは「広告代理店、フリーランスを経て、コピーライターとして活動する傍ら、大好きな落語やジャスにも携わりたいと、東京では『屋形船で落語を聞いて飯を食う会』なども定期的に開いてきた。一昨年地元に戻ってきた際、田中さんと意気投合し、上伊那でも落語やジャズなどのエンターテインメントを提供する機会をつくろうとチーム立ち上げに至った」と話す。
「伊那らくご会」は、11代目桂文治さん、桂鷹治さん、紙切りの林家喜之輔さんが出演する。浦山さんは「会場の坂下公会堂は客席とはなし家の距離が近い。昔の町内の寄席のような雰囲気を味わってもらえる。目の前ではなし家の話し方やしぐさが見られる距離なので、ぜひ足を運んで楽しんでもらえれば」と話す。
14時開演。前売りチケットは、大人=3,000円、高校生・大学生=1,000円。坂下公会堂では高校生・大学生を対象に20人限定で無料招待券を配布する。