
上伊那・木曽の4酒造が集まる日本酒の試飲即売会「のんでみいな 夏の試飲会2025」が7月26日、かんてんぱぱガーデン内「monterina(モンテリイナ)」(伊那市西春近)で開催される。
伊那食品工業ふれあいサービス事業部の鈴木悟郎さんは「米澤酒造がグループ会社になり10年。日本の伝統的な酒造りがユネスコ無形文化遺産に登録されたり、インバウンド需要も高まっていたりと日本酒が注目されている。長野県内には酒蔵が多いことから、自分たちでも日本酒の魅力を発信する機会をつくろうと今回企画し、酒造会社の組合で参加を呼びかけた」と話す。
参加するのは、1864年創業で「夜明け前」が代表銘柄の「小野酒造店」(辰野町)、1915(大正4)年創業で「井乃頭」が代表銘柄の「春日酒造」(伊那市)、1892(明治25)年創業で「七笑」が代表銘柄の「七笑酒造」(木曽町)、1907(明治40)年創業で「今錦」が代表銘柄の「米澤酒造」(中川村)の4酒造。
鈴木さんは「代表銘柄はじめ、冷やして飲めるような生酒などをメインに夏の時季にお薦めの日本酒を用意する。各社の担当者がブースにいるので、試飲しながら話を聞くこともでき、じっくり選べる。日本酒をこれまで飲んでいない方、決まった銘柄を好んで飲んでいる方も、他の銘柄を試す機会になれば。さまざまな日本酒を飲み比べてもらい、お気に入りを見つけてほしい」と呼びかける。
開催時間は10時~17時。入場・試飲無料。