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伊那・西町ガレージに限定ギョーザ店 地粉で手作りの皮、地元野菜を使う

出展する西町ガレージ前に立つ店主の佃夏子さん

出展する西町ガレージ前に立つ店主の佃夏子さん

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 ギョーザ店「GOOD GYOZA TIME(グッド・ギョーザ・タイム)」(伊那市高遠)が5月9日から、DIYショップとパブを併設する西町ガレージ(伊那市西町)に期間限定で出店する。

茹でたての水ギョーザ

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 店主は伊那市地域おこし協力隊員の佃夏子さん。地域おこし協力隊のミッションとして伊那谷産の野菜を使った商品開発やブランド化などを担う中、伊那谷産の野菜のことを知ってもらうためのコンテンツとして自らギョーザ店を立ち上げ、イベントなどで季節の野菜を使ったギョーザを提供してきた。「伊那では一日限定のイベントには出店経験があるが、7日間間借り営業するのは初めて」と話す。

 メニューは「水餃子」「焼き餃子」(5個入り=650円~、8個入り=1,000円~)、「季節野菜のナムル」(400円)、「ミニビビンバ」(600円)、「ビール」(500円)、「ノンアルコールビール」(450円)、「りんごジュース」(400円)など。

 ギョーザの皮は佃さんの手作りで、小麦粉は上伊那地域のほか長野県北部と埼玉県の一部地域でしか生産されていない品種「ハナマンテン」を使う。ハナマンテンは超強力粉が特徴で、弾力があり、コシが強いという。「水ギョーザは小麦の香りが引き立つ。焼きギョーザは香ばしさを楽しんでもらえる。どちらも中の野菜を大きめにカットしているので、それぞれの具の味わいを楽しんでもらえる」と佃さん。今回は地元産のアカマツの炭と桑の葉を、それぞれ皮に仕込んだギョーザも用意する。

 佃さんは「今年12月に卒隊を控える。卒隊後に伊那で飲食や宿なども検討しているので、間借り営業で感覚をつかみたい。出店は地域の人と話せる貴重な機会でもあるので、地域の人や初めての人が来てくれたらうれしい。当店が出すギョーザを食べてほしい」とも。

 出店は5月9日・10日、14日・15日、23日~25日。営業時間は18時~22時。

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