
「第1回 アースデイ(Earth Day)」が4月29日、「箕澤屋(みさわや)」(箕輪町中箕輪)で開催される。主催は「五福(ごふく)カフェ&ストア」。
アースデイは、1970(昭和45)年4月22日にアメリカの上院議員が「地球の日」と宣言したのが始まり。環境問題への関心を高めることを目的とし、世界中で地球環境の保護に関するイベントや啓発活動が行われている。
五福カフェ&ストアは、プラントベース・グルテンフリーのカフェを箕澤屋で営業しながら、「五福ボタニカルアトリエ」として植物療法やアロマの販売、ヨガ教室なども手がける。今年、長野県内の地域の文化芸術活動の担い手を支援する活動をする「信州アーツカウンシル」に採用され、自然環境に関する「ペチカ作りプロジェクト」や伊那谷の「みそ作り」、伊那谷の土を使った「陶芸ワークショップ」、箕輪の伝統工芸品ホウキモロコシの種から作る「箒(ほうき)作り」などの活動も行う。店主の佐俣奨悟(さまたしょうご)さんは「いつもより自然のことを考える時間になったり、優しい気持ちになったりしてもらえたらと思い、今回、イベントを企画した」と話す。
会場の箕澤屋は築160年の古民家。当日は、マクロビベースの創作料理やアジアの発酵ご飯の提供、ペンダント作りやアカマツ茶の試飲・販売をはじめ、16の店や団体・個人がワークショップ、飲食、展示、物販を行う。併せて、信州大学ケルト音楽研究会「S-Celts(エスケルツ)」による音楽演奏も予定する。
奨悟さんの妻・香穂梨(かほり)さんは「ゆったり春を感じに来てもらえたら。イベント時は庭のスペースに動物を連れて来てもらっても。気軽に参加してほしい」と呼びかける。
開催時間は10時~14時。