
萱野(かやの)高原のシーズン到来を祝う「山開き」イベントが4月20日、信州かやの山荘(箕輪町三日町)で開催される。主催は箕輪町観光協会。
標高1200メートルの箕輪町の萱野高原からは、伊那谷と北アルプス、南アルプス、中央アルプスを一望できる。山頂には展望台を設け、キャンプ場、植物園、アカマツやシラカバ林を縫うように整備された遊歩道もあり、大自然を体感できる「信州のサンセットポイント100選」に選ばれる景勝地。ミツバツツジやトウゴクミツバツツジ、オオヤマザクラが色鮮やかに開花する時期と重なるため、山開きを心待ちにする町民も多いという。
箕輪町観光協会の赤沼康輔さんは「子どもから大人まで楽しんでいただけるイベントを用意しているので、家族や友人を誘って参加してほしい。満開の花々と伊那谷を一望でき、ゆったりと過ごせる貴重な場所。訪れた人の憩いの時間になれば」と話す。
10時から神事を行い関係者で安全を祈願。11時からは一般向けイベントとして、シイタケ菌打ち(先着30人)と缶バッジ製作体験(同50人)を予定。町内のメキシカンフードカフェ「ゆとろぎroom5884」が用意するスイーツを先着20人に振る舞う。
参加無料、事前申し込み不要。雨天の場合は山荘付近屋根の下で実施。