
カフェ・焼き菓子の店「テマヒマかけて。」(伊那市狐島)が4月2日、移転しリニューアルオープンした。
移転前のお店でも定番のメニューの「鶏肉とトマトのたっぷりスープごはん」
南箕輪村出身の田中春奈さんと飯島町出身の小林あかりさんの2人で開業した同店。2023年9月に伊那市荒井で店を構えた。席数をより多く確保できる物件を探す中で今の物件に出合い、明るい雰囲気に惹かれ移転を決めたという。
2人は田中さんが営む「monotoBAKE(モノトベイク)」で小林さんがパティシエとして働いたことを縁に出会った。その後、小林さんは「BAKE WELL(ベイクウェル)」という屋号で自身も焼き菓子の販売を始めたという。田中さんは「モノトベイクは国産小麦やバターを使ったお菓子を作っていて、シンプルな材料を使い、素材の味を楽しんでもらえるようなお菓子作りをしている」と話す。小林さんは「ベイクウェルは米粉や地粉、黒糖やキビ砂糖を使う。田中さんとは互いの考え方を尊重し合える関係だったことから、それぞれの屋号での活動とは別に一緒に店をオープンした」と話す。
メニューは、メイン・前菜・サラダ・ドリンク・デザートの付いた「テマヒマランチセット」の「Aセット」(2,200円)とメイン・前菜・サラダ・ドリンクが付いた「Bセット」(1,820円)があり、メインは「鶏肉とトマトのたっぷりの野菜スープごはん」「日替わりカレーごはん」「サーモンクリームスープごはん」から選べる。メインは「1,320円」で単品注文も可能。デザートは、「季節のフルーツパフェ」(1,200円)、「ビーガンパフェ」(1,000円)、テマヒマパンケーキはグラスフェッドバターとギーで作る「プレーン」(1,200円)、バナナと自家製キャラメルを使用した「自家製キャラメルバナナ」(1,300円)、「季節のフルーツ」(1,300円)、ドリンクメニューは「テマヒマブレンドコーヒー」(450円)、「お抹茶ラテ」(500円)、「本日のハーブティー」(580円)などを用意する。
生米パン講座や米粉を使った菓子を販売する「Compassion(コンパッション)」の桶谷悦子さんが監修した「ビーガンプレート」(1,680円)には、米から作ったパン2種類、ビーガンカレー、ビーガンパテなどを付ける。
田中さんは「皆さんに安心して食べてもらえるように材料や食材にはこだわりを持ち続けて頑張っていきたい。今後は『カレーの日』『パンの日』などのイベントやワークショップも開きたい。さまざまな人が集まる楽しい場所にしていければ」とも。
営業時間は11時~17時。月曜・火曜定休。