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伊那で多様な人が交流できる企画「たにあいくらぶ」 初回テーマは「女性」

(左から)「たにあいくらぶ」を立ち上げた立川あづきさん、政金僚子さん、篠崎希さん、山口桃香さん

(左から)「たにあいくらぶ」を立ち上げた立川あづきさん、政金僚子さん、篠崎希さん、山口桃香さん

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 個性や異なった価値観を共有するイベント「たにあいくらぶ 第0回」が「国際女性デー」の3月8日、インキュベーション施設「inadanisees(イナダニシーズ)」(伊那市西箕輪)で開催された。主催は伊那市。

リース作りの講師は、東京でフローリストとして活動していた渡辺香里さん

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 企画運営は「たにあいくらぶ」。政金僚子さん・篠崎希さん・立川あづきさん・山口桃香さんの4人が立ち上げた団体で、「人はそれぞれ個性があって価値観も背景も違うが、違いを受け入れ交流ができる『寄り合い』のような安心できる場所を作りたい」と発足したという。同団体のメンバーで伊那市の集落支援員として「あたらしいまちづくり事業」に関わる政金さんは「以前、伊那市で開催したまちづくりイベントに女性の参加が少なかったことから、もっと女性が参加しやすく、意見交換ができるイベントがあればと企画した」と話す。

 初回は国際女性デーに合わせ「女性」をテーマとし、市内外から40人ほどが参加。イベントではミモザを使ったリースづくりワークショップや、西箕輪在住で信州大学名誉教授・茅原紘さんの妻である茅原泰子さんを迎え、「女性の生き方について」茅原さんの経験を聞く「お話会」が開催された。

 自由に話ができる交流スペースでは、参加者が語り合う場面も見られた。政金さんは「今回は第0回としており、この会をきっかけに今後もテーマを変えて同イベントを続けていきたい」と話す。

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