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箕輪町の温泉で野菜の泥落とし作業始まる ながたの湯に「お菜洗い場」設置

毎年利用しているという地元男性

毎年利用しているという地元男性

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 箕輪町が11月16日、「お菜洗い場」を「信州箕輪町みのわ温泉『ながたの湯』」(箕輪町沢)西側に設置した。

「お菜洗い場」で野菜を洗う地元民

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 毎年恒例で設置している「お菜(な)洗い場」は利用無料。「お菜洗い」は、畑で収穫した野沢菜や大根など、主に漬物用の冬野菜を持ち込み温泉の湯で洗う、長野県ではさまざまな地域で見られる風習。

 「ながたの湯」は、みのわ温泉を源泉とするナトリウム炭酸水素塩泉の温浴施設で、「美人美肌の湯」として地元内外から利用客が訪れることで知られる。

 同町在住の60代女性は「子どものころからこの時期になると、母と一緒に野菜を洗いに来ていた。温泉で洗えるので、寒さが厳しくなる時期でも野菜洗いがおっくうにならずに助かる」と話す。

 辰野町在住の80代男性は「明日以降、野沢菜をたくさん洗おうと思って今日は下見にやってきた。シンクが広めで他の洗い場より使いやすい。すいている時間を狙うようにしている」と笑顔を見せる。

 利用時間は8時~20時。火曜休み。12月14日まで。

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